今、一番難しいのは良質の生豆を入手することではないか?
理由は農作物であることと、流通関係(取り扱い商社・産地の機構)が信用できないからである。
(「全国の珈琲ファンへ」を参照)
生豆は同じロットや銘柄であっても一袋ごとに違いがあることが理解されていないのである。
産地では商社が農家から生豆の良悪には関係なく、目方で生豆を買い取っている。その後、商社は買い取った生豆を農家や生豆の質に関係なくすべて混ぜて袋詰めを行う。
これによって銘柄やランクの表示は頼りにならなくなっているのが現状なのだ。
良質の生豆を入手するには、まず見本を取り寄せテストを繰り返す。そして、納得できた生豆と同じ袋を購入するしかないのである。